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《本格復刻画・名画》真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)(額付き)レギュラー版 フェルメール
名画を本格的に復刻(文章・榎本高行)
「本物の迫力がある、みずみずしい複製画。」
「巧藝画」を初めて見たときの印象です。
名画の複製なので、コピー印刷のはず。
でも、目を近づけると、絵の具の厚みを感じ、
色も塗りたてのように生き生きしています。
本当に絵の具が塗ってあるように見えます。
「模写」という、原画を見ながら絵師が
本物に似せて描く画法があります。
こちらは本当に絵の具を使って描くので、
実物感は出ますが、輪郭など微妙に描き手の
くせが出て、本物と異なる印象が出ます。
でも巧藝画は、本物と同じ輪郭に見え、
「模写」とも思えません。
「どうやって描いてるのだろう?」
この疑問を制作元の大塚巧藝新社に確認すると、
「絵師が、本当に絵の具を塗っています。
また、なるべく原画と同じ塗料を使用し、制作しています。」
「模写と違って、原画を撮影して、線を印刷しているので、
原画とまったく同じ輪郭となります。」
との回答が。
まさに、名画の「復刻」です。
大正時代から続く老舗制作元
大塚巧藝新社は、そもそも大正時代から絵画の復刻を
手がけ続ける老舗企業。
横山大観の提唱で、彼自身の作品を複製したのがはじまりです。
原画を写真撮影し、横山大観の使った紙、墨を用いて複製を制作。
その複製画は、専門家も真偽の判断ができなかったそうです。
今も、遺産相続でご遺族が譲り受けた美術品を鑑定して
もらったところ、真作でなく実は、「巧藝画」だった
ということがあるようです。。。
現在では、真作と区別するために、落款印章を
「巧藝画」印に変更。
落款印を押さない西洋画などでは、品質保証もかねて、
通し番号入りの「保証シール」が額裏にはり付けられています。
その後、フェルメール作品を複製するときも、
原画と同じ青いラピスラズリを使うなど、
創業時のよさを残しながら、より精巧な
新しい技術を取り入れ、今に至ります。
熟練の絵師による制作
復刻を担当するのは熟練の絵師。
絵画の復刻に携わって30年以上の福島氏など
熟練の絵師によって制作されています。
やはり、作品の出来は制作者の腕前にに左右されます。
大切なポイントです。
《福島武史 略歴》
昭和28年埼玉県生まれ。昭和52年東京芸術大学を卒業後、
30数年にわたり大塚巧藝新社において絵画の修復や復刻画の
制作を手がける。全国の博物館・美術館所蔵品の修復、修理を
てがける。
【主な復刻業務】
洛中洛外図(上杉本)(米沢市立博物館)
江戸図屏風(国立歴史民俗博物館)
清水寺縁起絵巻(清水寺)
法華堂根本曼荼羅(ボストン美術館蔵)(東大寺)
高橋由一「愛宕山から品川沖を望む」(港区立郷土資料館)
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原画。名作だが色のくすみが気になる。
原画を印刷したものに、絵師が
ラピスラズリなどで、色をつけ、
完成した「巧藝画」。
肌の色、青いターバンが
みずみずしく復活。
ラピスラズリ(宝石)を砕いた粉末。
フェルメールがこの絵を描くとき使用。
宝石を使用して鮮やかさを表現した。
ラピスラズリなど使用した
絵師による復刻作業風景
通し番号入りの品質保証シール
横山大観「桜富士」
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光と影の天才画家ヨハネス・フェルメールJohannesVermeer
(1632年10月31日−1675年12月15日)は、
17世紀にオランダで活躍した風俗画家。
その生涯のほとんどを故郷デルフトですごしました。
現存する作品点数は33〜36点と少なく、
このほか記録にのみ残っている作品が少なくとも
10点はありますが、記録に残っていない作品を
勘案しても22年の画歴に比してやはり寡作といえます。
並外れた描写力で緻密に描かれた部分とぼやけた部分が
画面に臨場感を生み出し、光の反射を点描で表現する
技術(ポワンティエ)が、さらに緊張感をあたえます。
また、群青色の顔料には当時黄金に匹敵するほど
高価であったとされる天然ラピスラズリを原料とした
ウルトラマリンを使用し、そのあまりに美しい群青色は
「フェルメール・ブルー」と呼ばれ、時を超え人々の
心を捉えて魅了し続けています。
フェルメールは、レンブラントやダ・ヴィンチと並ぶと称され、
あのゴッホやダリをして「天才」と言わしめた、
17世紀のオランダ美術を代表する「光と影の天才画家」です。
《フェルメール略歴》1632 10月31日 父レイニール・ヤンスゾーン・フオスと母ディグナ・パルタザールスの第2子として、
オランダのデルフトで新教会の洗礼を受け、出生届が出される。父は宿屋を営むかたわら画商も兼ねていた。
1651 父レイニールはこの年、初めてフェ/レメール姓を使う。
1652 4月5日 カタリーナ・ボルネスと婚約。立会人の中に画家、レオナールト・ブラーメルがいた。
12月29日、聖ルカ組合に画家として加入。
1665−66頃『真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)』制作。
1667 デイルク・フアン・プレイスウェイクが『デルフト年代記』を出版。同書に掲載された
アルノルト・ボンの詩の中でファブリティウスを継ぐ画家としてフェルメールの名が挙がっている。
1672 デルフトの両家ヨハネス・ヨルダーンスとともに12点のイタリア絵画の鑑定のためにハーグへ行く。
1675 12月16日、デルフトの旧教会で埋葬される。享年43歳。
原画を忍ばせるに十分な
風格を備えた、心躍る復刻画(文章・目白大学教授 小林頼子)
フェルメールは、裕福な市民階級の女性を描いた
17世紀のオランダの風俗画家である。
明澄な北欧の光の射しこむ部屋、その窓辺で
独り日々の営みに心奪われる彼女たち。
地塗りから彩色に至る慎重な絵具の塗り重ね、
考え抜かれた構図が静謐感と作品の完成度を高める。
じっくり丁寧に制作する寡作の画家を思わせる。
実際、現存作品も30数点しかない。
《真珠の耳飾りの少女》はその現存作品の中でも
圧倒的な人気を誇る。
見る者を捉えて離さない大きな目、光を放つ真珠の耳飾り。
それでいて他者を意識しない半開きの唇、はみ出す口紅。
少女は外と内の世界の境い目にいる。
肖像画でも風俗画でもない匿名の少女に相応しい
秀抜のモティーフ処理である。
今回は、フェルメールの青の魅力を際立たせる顔料、
ラピスラズリを熟練の絵師が手彩色で施したという。
マウリッツハイス美術館所蔵の原画を偲ばせるに
十分な風格を備えた、心躍る復刻の試みである。
【小林頼子 略歴】フェルメール研究の第一人者。2000年『フェルメール論』
『フェルメールの世界』で音楽・演劇・美術などの分野において、
優れた芸術論評を発表した人に対して送られる
吉田秀和賞を受賞。目白大学教授。
あゆわらからのコメント
「この少女、フェルメールの娘では?」
「いや、娘とは違うのではないか?」
などと、いろいろな説があり、モデルははっきり
わかっていません。
ふっと振り向いて、こちらに気づき、
ほほえみかけたような表情の少女。
この光景が、フェルメールの頭の中に
強烈に浮かんでいたことはまちがいありません。
フェルメールの心の風景・情景なのだと思います。
《巧藝画》青いターバンの少女 作品比較表 |
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| 名称 | デラックス版 | スタンダード版 | レギュラー版 | サ イ ズ | 絵 | 45 × 39 cm | 41.5 × 36.3 cm | 26 × 20.5 cm | 額 縁 | 68 × 62 cm | 59.5 × 54.3 cm | 43.5 × 37.5 cm | 重さ | 4 kg | 3.1 kg | 1.5 kg | 額 仕 様 | 天然木・金ぱく使用。
Vermeer(フェルメール)の 文字刻印入りオリジナル額
| 樹脂製・金ぱく調仕上げ | 樹脂製・金ぱく調仕上げ | 価格 | 189,000円 | 79,800円 | 33,000円 | ポ イ ン ト
| 《美術館の感動を自宅で》
絵は原画とほぼ同サイズ。
純度の高いラピスラズリ (宝石)を使用し、着彩。
額縁は、金ぱくを使用し、 Vermeer(フェルメール)の 文字刻印を入れた、豪華な オリジナルフレーム。
こだわりの逸品です。
| 《コストパフォーマンス抜群》
絵は、原画より一回り(約3cm) 小さいサイズ。
絵師手作業仕上げの巧藝画の 魅力を十分に感じられ、 価格も抑えたモデル。
名画にしてはややすっきり 仕上げた額縁が、今どきの お部屋にマッチしそうです。
| 《日本の家にぴったりなサイズ》
原画よりは小さいものの、 一般的な日本の家には ちょうど良いサイズ。
制作工程は、上位版と同様 絵師によるの手作業仕上げ。 |
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