埼玉県とりそな財団
「いちおし『起』業プラン大賞」
将来性ある5人を表彰
県と埼玉りそな産業協力財団は16日、将来性のある事業プランを持つ企業家を表彰する2009年度「いちおし『起』業プラン大賞」の優秀賞に、「あゆわら」 (さいたま市)社長の榎本高行氏(36)ら4人と特別賞1人の計5人を選び、表彰した。(三宅芳樹)
県創業・ベンチャー支援センターの相談者の中から選んだ。
榎本氏は08年9月、日本唯一の風景専門店「あゆわら」を設立し、美しい風景の絵画やDVDなどをインターネットを中心に販売する「風景ビジネス」を展開。
「風景の感動を提供することで、環境問題に対する何かのアプローチになるのではと思い起業した。受賞は大変うれしく、身の引き締まる思い。今後も頑張りたい」と喜びを語った。
上田清司知事は「みなさんは独創性にあふれ、”大化け”する可能性を秘めている」、利根忠博理事長は「県内をリードする企業に成長して欲しい」と期待を込めた。