仕様 | |||
| |||
| |||
| |||
|
特記事項 | ||
|
【商品の説明 】
フェルメール「真珠の首飾りの女」 額付 (スタンダード版)
フェルメールの黄色をまとう絵画の一つです。
フェルメールの特徴であるラピスラズリの青色は、
薄っすらと画面の中に微かに浮かんでいますが、
この作品は、衣服とカーテンへの黄色の配色が特徴で、
そこから「部屋のぬくもり」や「女性の体温」を感じます。
また女性の見つめる目線には、フェルメールの
優しいまなざしと重なって温かみを強く感じさせます。
さらにお洒落を楽しむ女性ならではの表情が、
真珠を持つ手と鏡を見つめる目線から伝わってきます。
黄色のサテンの上着は、フェルメール自身が
所蔵していたらしく、遺産の目録に記載されていた
と言われています。
光と影の天才画家
ヨハネス・フェルメールJohannesVermeer
(1632年10月31日−1675年12月15日)は、
17世紀にオランダで活躍した風俗画家。
その生涯のほとんどを故郷デルフトですごしました。
現存する作品点数は33〜36点と少なく、
このほか記録にのみ残っている作品が少なくとも
10点はありますが、記録に残っていない作品を
勘案しても22年の画歴に比してやはり寡作といえます。
並外れた描写力で緻密に描かれた部分とぼやけた部分が
画面に臨場感を生み出し、光の反射を点描で表現する
技術(ポワンティエ)が、さらに緊張感をあたえます。
また、群青色の顔料には当時黄金に匹敵するほど
高価であったとされる天然ラピスラズリを原料とした
ウルトラマリンを使用し、そのあまりに美しい群青色は
「フェルメール・ブルー」と呼ばれ、時を超え人々の
心を捉えて魅了し続けています。
フェルメールは、レンブラントやダ・ヴィンチと並ぶと称され、
あのゴッホやダリをして「天才」と言わしめた、
17世紀のオランダ美術を代表する「光と影の天才画家」です。
《フェルメール略歴》
1632 10月31日 父レイニール・ヤンスゾーン・フオスと母ディグナ・パルタザールスの第2子として、
オランダのデルフトで新教会の洗礼を受け、出生届が出される。父は宿屋を営むかたわら画商も兼ねていた。
1651 父レイニールはこの年、初めてフェ/レメール姓を使う。
1652 4月5日 カタリーナ・ボルネスと婚約。立会人の中に画家、レオナールト・ブラーメルがいた。
12月29日、聖ルカ組合に画家として加入。
1665−66頃『真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)』制作。
1667 デイルク・フアン・プレイスウェイクが『デルフト年代記』を出版。同書に掲載された
アルノルト・ボンの詩の中でファブリティウスを継ぐ画家としてフェルメールの名が挙がっている。
1672 デルフトの両家ヨハネス・ヨルダーンスとともに12点のイタリア絵画の鑑定のためにハーグへ行く。
1675 12月16日、デルフトの旧教会で埋葬される。享年43歳。
「本物の迫力がある、みずみずしい複製画。」
「巧藝画」を初めて見たときの印象です。
名画の複製なので、コピー印刷のはず。でも、目を近づけると、絵の具の厚みを感じ、色も塗りたてのように生き生きしています。本当に絵の具が塗ってあるように見えます。
「模写」という、原画を見ながら絵師が本物に似せて描く画法があります。こちらは本当に絵の具を使って描くので、実物感は出ますが、輪郭など微妙に描き手のくせが出て、本物と異なる印象が出ます。
でも巧藝画は、本物と同じ輪郭に見え、「模写」とも思えません。
「どうやって描いてるのだろう?」
この疑問を制作元の大塚巧藝新社に確認すると、
「絵師が、本当に絵の具を塗っています。また、なるべく原画と同じ塗料を使用し、制作しています。」
「模写と違って、原画を撮影して、線を印刷しているので、原画とまったく同じ輪郭となります。」
との回答が。
まさに、名画の「復刻」です。
大塚巧藝新社は、そもそも大正時代から絵画の復刻を手がけ続ける老舗企業。横山大観の提唱で、彼自身の作品を複製したのがはじまりです。
原画を写真撮影し、横山大観の使った紙、墨を用いて複製を制作。その複製画は、専門家も真偽の判断ができなかったそうです。
今も、遺産相続でご遺族が譲り受けた美術品を鑑定してもらったところ、真作でなく実は、「巧藝画」だったということがあるようです。。。
現在では、真作と区別するために、落款印章を「巧藝画」印に変更。落款印を押さない西洋画などでは、品質保証もかねて、通し番号入りの「保証シール」が額裏にはり付けられています。
その後、フェルメール作品を複製するときも、原画と同じ青いラピスラズリを使うなど、創業時のよさを残しながら、より精巧な新しい技術を取り入れ、今に至ります。
復刻を担当するのは熟練の絵師。
絵画の復刻に携わって30年以上の福島氏など熟練の絵師によって制作されています。やはり、作品の出来は制作者の腕前にに左右されます。大切なポイントです。
昭和28年埼玉県生まれ。昭和52年東京芸術大学を卒業後、30数年にわたり大塚巧藝新社において絵画の修復や復刻画の制作を手がける。全国の博物館・美術館所蔵品の修復、修理をてがける。
【主な復刻業務】
洛中洛外図(上杉本)(米沢市立博物館)
江戸図屏風(国立歴史民俗博物館)
清水寺縁起絵巻(清水寺)
法華堂根本曼荼羅(ボストン美術館蔵)(東大寺)
高橋由一「愛宕山から品川沖を望む」(港区立郷土資料館)
納期目安:この作品は、通常1週間かからないぐらいから2週間のお届けです。お急ぎの場合は、ご相談くださいませ。精一杯対応いたします。
お届け案内
・少しでも早くお届けできるよう心がけていますが、作家・職人さんによる注文後手作り制作品が多数あります。お届け日の詳細は 商品ページでご確認下さい。 誕生日御祝いなどお急ぎの場合はご相談下さい
・配送会社は日本郵便、特大商品はヤマト運輸、産地直送品・制作元直送品はそれぞれの宅配会社となります
送料のご案内
・3,980円(税込)以上のお買い上げで送料無料。※大型商品除く
・メール便対応商品は全国200円(税別)、ゆうパケット対応商品は全国276円(税別)。ゆうパックは739円(税別)から
お問い合わせ
営業日カレンダー
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |