【商品の説明 】
『特別な名画に特別なこだわり
世界で最も美しいと称賛された風景画の最高傑作
ヨハネス・フェルメール「デルフトの眺望」スタンダード版
本物の感動をお手元で。
原画と同じ天然ラピスラズリの着彩で、原画の持つ輝きを放つ。』
現存するフェルメールの風景画はわずか2点。
1枚は「小路」で、もう1枚がこの《デルフトの眺望》です。
20世紀フランスの文豪プルーストをして「世界で最も美しい風景画」と言わしめた、
油彩風景画の代表作です。
フェルメールはこの町に生まれ、生涯を通してこのデルフトを愛し続けたと言われています。
1654年火薬庫の大爆発で変わり果てたデルフトの町の復興と人々の笑顔が戻ることを願い、
描き始めた《デルフトの眺望》は、故郷への愛情が込められた感動作品です。
一瞬にして光を閉じ込めた描写は、きらきらと薄く光り輝き、心地よい陽ざしに包まれ、
抜けるような大空に人や建物と、絶妙な調和が、天才画家のゴッホや
ダリまでも惹きつけたと云われています。
世界中に僅か30数点しか現存しないと云われているフェルメールの絵画!
フェルメールは一瞬の光を閉じ込める為に、当時としては黄金よりも高価と云われた
天然ラピスラズリ石をもちいて描きました。
この復刻画は、本物と同じ天然ラピスラズリを随所に着彩することで、
原画と同じ臨場感を味わえるまでにかなえた復刻画です。
「特別な名画を特別なこだわり」により、その夢を叶えることができました。
《フェルメール略歴》
1632 10月31日 父レイニール・ヤンスゾーン・フオスと母ディグナ・パルタザールスの第2子として、
オランダのデルフトで新教会の洗礼を受け、出生届が出される。父は宿屋を営むかたわら画商も兼ねていた。
1651 父レイニールはこの年、初めてフェ/レメール姓を使う。
1652 4月5日 カタリーナ・ボルネスと婚約。立会人の中に画家、レオナールト・ブラーメルがいた。
12月29日、聖ルカ組合に画家として加入。
1665−66頃『真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)』制作。
1667 デイルク・フアン・プレイスウェイクが『デルフト年代記』を出版。同書に掲載された
アルノルト・ボンの詩の中でファブリティウスを継ぐ画家としてフェルメールの名が挙がっている。
1672 デルフトの両家ヨハネス・ヨルダーンスとともに12点のイタリア絵画の鑑定のためにハーグへ行く。
1675 12月16日、デルフトの旧教会で埋葬される。享年43歳。
《あゆわらからのコメント》
この「デルフトの眺望」は、フェルメールが
生まれ育ったふるさとを描いています。
フェルメールが22歳の時、火薬庫で40トン以上の
火薬が爆発し、市街の4分の1を破壊。
死者100人以上、数千人が負傷するという大惨事が
起こったそうです。
街の姿はすっかり変わり果て、人々の気持ちも
すっかり落ち込んでいたと思います。
そんな中、フェルメールは、爆発前の記憶にある
美しいふるさと「デルフト」を描きました。
この作品は、デルフトの人々にもきっと勇気と希望を与えたと思います。
つらいとき、苦しいときに勇気を与えて
くれそうな風景画です。
仕様 | |||
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特記事項 | ||
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「本物の迫力がある、みずみずしい複製画。」
「巧藝画」を初めて見たときの印象です。
名画の複製なので、コピー印刷のはず。でも、目を近づけると、絵の具の厚みを感じ、色も塗りたてのように生き生きしています。本当に絵の具が塗ってあるように見えます。
「模写」という、原画を見ながら絵師が本物に似せて描く画法があります。こちらは本当に絵の具を使って描くので、実物感は出ますが、輪郭など微妙に描き手のくせが出て、本物と異なる印象が出ます。
でも巧藝画は、本物と同じ輪郭に見え、「模写」とも思えません。
「どうやって描いてるのだろう?」
この疑問を制作元の大塚巧藝新社に確認すると、
「絵師が、本当に絵の具を塗っています。また、なるべく原画と同じ塗料を使用し、制作しています。」
「模写と違って、原画を撮影して、線を印刷しているので、原画とまったく同じ輪郭となります。」
との回答が。
まさに、名画の「復刻」です。
大塚巧藝新社は、そもそも大正時代から絵画の復刻を手がけ続ける老舗企業。横山大観の提唱で、彼自身の作品を複製したのがはじまりです。
原画を写真撮影し、横山大観の使った紙、墨を用いて複製を制作。その複製画は、専門家も真偽の判断ができなかったそうです。
今も、遺産相続でご遺族が譲り受けた美術品を鑑定してもらったところ、真作でなく実は、「巧藝画」だったということがあるようです。。。
現在では、真作と区別するために、落款印章を「巧藝画」印に変更。落款印を押さない西洋画などでは、品質保証もかねて、通し番号入りの「保証シール」が額裏にはり付けられています。
その後、フェルメール作品を複製するときも、原画と同じ青いラピスラズリを使うなど、創業時のよさを残しながら、より精巧な新しい技術を取り入れ、今に至ります。
復刻を担当するのは熟練の絵師。
絵画の復刻に携わって30年以上の福島氏など熟練の絵師によって制作されています。やはり、作品の出来は制作者の腕前にに左右されます。大切なポイントです。
昭和28年埼玉県生まれ。昭和52年東京芸術大学を卒業後、30数年にわたり大塚巧藝新社において絵画の修復や復刻画の制作を手がける。全国の博物館・美術館所蔵品の修復、修理をてがける。
【主な復刻業務】
洛中洛外図(上杉本)(米沢市立博物館)
江戸図屏風(国立歴史民俗博物館)
清水寺縁起絵巻(清水寺)
法華堂根本曼荼羅(ボストン美術館蔵)(東大寺)
高橋由一「愛宕山から品川沖を望む」(港区立郷土資料館)
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・少しでも早くお届けできるよう心がけていますが、作家・職人さんによる注文後手作り制作品が多数あります。お届け日の詳細は 商品ページでご確認下さい。 誕生日御祝いなどお急ぎの場合はご相談下さい
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