商品説明
【商品の説明 】
8色刷りのリトグラフポスター。
3,000部刷られたが、作家急逝のため、展覧会は実現されず、
代わりにパリ市立カルナバレ美術館で1989年に行われた
「萩須遺作展」で用いられた。
パリ・IDLグラフィック工房制作。
●Oguiss(荻須高徳 おぎすたかのり 1901-1986)●
1901年、大正・昭和期の洋画家。愛知県稲沢市で生まれる。
荻須高徳と小磯良平は東京美術学校(現・東京藝術大学)の同期生。
画家としての活動期間の大半をパリで過ごした。
初期の作品は佐伯祐三と同じく、ヴラマンクとユトリロの
影響が見受けられ、パリの街角、店先など荒々しいタッチで
描いたものが多かった。その後緩やかなタッチで造形性に富んだ
構成でパリの都市風景を描くようになる。
フランスではOguissとして親しまれた。
画家としての最初の成功は、1928年のサロン・ドートンヌ入選であった。
1934年には最初の荻須高徳展をジュネーブで開催。
このころから、作風も佐伯と見分けがつかないようなものから、
落ち着いた色調、静寂さを備えたものへと変化していく。
荻須高徳はサロン・ドートンヌ会員に推挙されフランスでの地位を
確立したが、1940年に戦況悪化のため一時帰国を余儀なくされる。
この時、サロン・ドートンヌ出品作がパリ市買い上げとなった。
帰国後は新制作派協会の会員となる。
終戦後の1948年、日本人画家として戦後初めてフランス入国を
許可され再び渡仏。以降死ぬまでパリで制作活動を行うことになる。
1982年にはフランス国立造幣局において荻須高徳の肖像を
レリーフにしたメダイユ(メダル)が発行された。
後に同国大統領となるシラク・パリ市長(当時)は
「最もフランス的な日本人」と評した。
■リトグラフとは
リトグラフは、18世紀にドイツで発明された版画方式です。
水と油の反発作用を利用して絵の具を付着させます。
石板や亜鉛板の上に脂肪性の強いクレヨンやインクで
作りたい図柄を描き、版上に科学的処理を施すと、
版上の図柄の部分にはインクがのり、その他の部分には
インクがのらないようになります。
それに紙を当ててプレス機で図柄を写し取ると
リトグラフのできあがりです。
他の版画形式の木版画や銅版と異なって凹凸を
つくることなく版画制作ができることから、平板形式の
版画といわれています。
現在の印刷技術の代表のひとつであるオフセット印刷は、
この平板の原理を応用したものです。
アートフォト・水彩画・リーフパネル・風景画などの絵画・アートフレームをインテリアとしてお部屋に飾り、
癒やしの空間を演出しませんか?
新築祝い、開店祝い、結婚祝いや誕生祝いなどのおしゃれなギフト(贈り物)としても大好評です
特記事項 |
限定生産品です。突然の品切れにより作品をご用意できない 場合もあります。その際はご容赦ください。 | | |